泉さくら先生からのコメント
白湯にはうれしい効果が沢山あります。その中には、調査結果で30%の方が実感された便通の良さがあります。腸の働きが活発になるのは37.2℃前後と言われており、白湯を飲むことで内臓が温められ、腸の動きが良くなり、便秘解消にとても効果的です。
また、白湯は全身の内臓を温め、血液の巡りを良くしてくれます。内臓温度が1℃あがると基礎代謝も約10~12%上昇します。これにより、脂肪燃焼率がよくなり、痩せやすい体質に導いてくれます。さらに、血流が良くなると、体内の老廃物が排出されやすくなり、肌トラブルの解消にもつながります。
1日に飲む量は800mlが目安で、適正温度は50℃くらいです。一番いいタイミングは朝起きてすぐ。10~20分ぐらいかけてゆっくり飲むと消化機能が活発になり、朝食は白湯を飲んでから30分くらいおいてからが理想です。そして夜は寝る前に、湯冷ましとしてもお勧めです。身体も気持ちもリラックスできて寝つきがよくなります。
白湯活のポイント
- 1日に飲む量は800mlが目安
- 適正温度は50℃くらい
- 一番いいタイミングは朝起きてすぐ。
- 10~20分ぐらいかけてゆっくり飲む
▼泉さくら先生 プロフィール
泉さくら
日本皮膚科学会皮膚科専門医、琉球大学医学部卒業/東京大学医学部附属病院皮膚科・都内美容皮膚科・形成外科勤務後、ココメディカルクリニックを開業。一般皮膚科、美容皮膚科、アレルギー外来、女性外来を行い、漢方薬などを用いた近代西洋医療と補完代替医療、伝統医学等を組み合わせて行う統合医療を積極的に取り入れている。