『BRITA Japan株式会社×mymizuチャレンジin亀岡』にて ペットボトル37,543本削減、二酸化炭素量推定12,502kg※の削減を達成
SDGsの貢献に向け、亀岡市民274チームが参加する結果に。
亀岡市(市長:桂川孝裕)とドイツ生まれの家庭用浄水器メーカーBRITA Japan株式会社(東京都中央区、代表者:マイケル・マギー)は、無料給水アプリを提供するmymizuと協力し、亀岡市にてペットボトルを削減する取り組み『BRITA Japan株式会社×mymizuチャレンジin亀岡』を2021年10月1日(金)〜31日(日)まで実施しました。
その結果、亀岡市民274チームに参加いただき、ペットボトルを累計37,543本削減,ひいては推定12,502kgの二酸化炭素の削減につながったことを発表します。
※ペットボトル1本の場合341g、水道水で給水した場合8gで試算。
算出方法参考:環境科学会誌 一般論文
『BRITA Japan株式会社×mymizuチャレンジin亀岡』概要 | 結果報告
2030年までに使い捨てプラスチックごみゼロのまちを目指す亀岡市は、市民向けに、楽しみながらペットボトルを削減する取り組み「mymizuチャレンジ」を2021年10月1日(金)より1ヶ月間実施しました。また「mymizuチャレンジ」を市民参加型で実施したのは、亀岡市が全国で初めての自治体でした。
「mymizuチャレンジ」では、参加者が個人又はチームを作って参加し、マイボトルで給水するたびにmymizuアプリに記録。その結果、どのくらいペットボトルを削減できるかを競い合うという取り組みです。そして一人あたりのペットボトル平均削減量が最も多かった個人またはチームに、BRITAのボトル型浄水器の交換用マイクロディスクカートリッジ6ヶ月分を景品として差し上げました。また、参加希望いただいた先着800名にマイボトルとしてBRITAのボトル型浄水器をプレゼントしています。
■『BRITA Japan株式会社×mymizuチャレンジin亀岡』結果報告
- ペットボトル削減数 :37,543本(500ml)
- 削減したボトルの長さ*:7.88km(*1本21cmで計算した場合)
- 二酸化炭素削減量 :12,502kg
『BRITA Japan株式会社×mymizuチャレンジin亀岡』参加前後の意識変化
今回のmymizuチャレンジ参加前後で参加者へアンケート調査を実施したところ、本チャレンジ最終週時点で「ペットボトルをほとんど買っていなかった」人はなんと92%にのぼりました。mymizuチャレンジ参加前と比べると、58ポイント増加する結果となりました。
<参加者からのコメント>
- 仲間がたくさんいることがわかって嬉しかった!
- 環境問題、特に海洋汚染やプラスチック問題に興味があったので、参加出来て良かった。このような活動が亀岡だけでなく全国に広がって、より多くの人の意識が変わるといいな と思った。
- ブリタのボトルが無料で頂けたことが最大のきっかけだった。ブリタの浄水のお陰で外出先でも手軽に誰でも飲める大きなメリットがあり、子どもからお年寄りまで 取り組める活動だった。
- このようなイベントがあると自然と環境問題を意識するようになるきっかけになり、いろんなプラス効果になると感じた。
- プラごみにも目を向けるようになった。
『BRITA Japan株式会社×mymizuチャレンジin亀岡』実施背景
亀岡市は、2018年12月に「かめおかプラスチックごみゼロ」宣言を発表して以来、全国で初めて「プラスチック製レジ袋の提供禁止」を打ち出すほか、「ペットボトル削減」に向け、マイボトル対応型の給水スポットの整備と併せてマイボトルの普及に努めるなど、環境問題にいち早く着手している市町村のひとつです。
そこでBRITA Japan株式会社は2020年6月に、全国的に「使い捨てプラスチックごみゼロ」の取り組みを促進させたいという想いから、世界に誇れる環境先進都市の実現を目指す亀岡市と包括連携協定を締結しました。
そして今年は、「ペットボトル削減」やマイボトルの普及を更に促進すべく、無料給水アプリを提供するmymizuと協力し、ペットボトルを削減する取り組み「mymizuチャレンジ」を亀岡市全域で行うこととなりました。
『BRITA Japan株式会社×mymizuチャレンジin亀岡』詳細
■イベント名:
BRITA Japan株式会社×mymizuチャレンジin亀岡
■実施期間:
2021年10月1日(金)〜31日(日)
■参加資格:
亀岡市在住、在勤又は通学の方(個人又はチームで参加)
亀岡市のメッセージ
今回、全国初となる市民参加型のmymizuチャレンジを開催したところ、全274チームという多くの市民の皆様に本チャレンジにご参加いただきました。この間、市内の給水スポット協力店やリバーフレンドリーレストラン登録店の皆様にもご協力いただきながら、37,543本のペットボトルを削減することができました。この削減されたペットボトルを並べた長さを、保津川下り(全長約16km)に例えますと、およそ行程の半分まで到達する長さにもなり、本チャレンジを通して、市民の皆様のマイボトル持参の意識が高まったことと存じます。
今後も、市民、事業者、行政が一体となり、社会全体において「使い捨てプラスチックごみゼロ」の理念の浸透を目指して取組を進めてまいります。
亀岡市のメッセージ
亀岡市では、2030年までに使い捨てプラスチックごみゼロのまちを目指し、2020年3月末に全国に先駆けて 「プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例」を制定しました。使い捨てされやすいプラスチック製のレジ袋の取り扱いを見直し、エコバッグを持参して買い物することが当たり前の地域社会づくりを目指しています。
「プラスチックごみゼロ」への次の展開は、使い捨てプラスチックの中で大きな割合を占めるペットボトルの削減に向けた取り組みとして、市内公共施設や店舗等における給水スポットの整備と併せたマイボトルの普及、さらには、環境教育を通じて、次代を担う高校生・大学生に対して新たな生活スタイルへの変革に向けた具体的な提案を行いたいと考えています。
亀岡市の水道水は、地下約40mからくみ上げた良質な地下水を使っているため、適度にミネラルを含んでいます。BRITA Japan株式会社との連携により、さらにおいしい水として広くみなさんにお届けしたいと考えています。
BRITA Japan株式会社のメッセージ
マイボトル化に取り組んでPETボトルを多く回避してくれた亀岡市民のみなさまに感謝します。回避できたPETボトルはごみになることなく、美しい保津川に流れることなく、海に流れ着くことなく、海洋生物に害を与えないことを意味します。今後もみなさまがBRITA製品を含むマイボトルの使用を継続してくれたらうれしく思います。
「mymizu」を提供する一般社団法人Social Innovation Japan メッセージ
当団体にとって初の試みとなった市民参加型チャレンジは、BRITA Japan(株)、亀岡市との協力関係のもと、小さなお子さんからお年寄りまで様々なバックグラウンドを持つ900名程度が力を合わせ、マイボトルを使うことにより37,543本のペットボトルを削減することができました。さらには当チャレンジ実施の発表以降、飲食店などの参加により市内の給水スポットが増加したことで、地域の給水環境も充実し始めました。
我々が市民参加型チャレンジを行う最大の意義は、環境問題という大きな課題に対し、自身の身近な場所において、共に行動を起こす仲間を作る機会を創出することだと考えます。これまでも既にマイボトル生活をしていた方は、その行動を周囲へと発信する機会に。また今回初めてマイボトル生活をしてみた方は、新たな気づきの場、そして仲間と共に始めた習慣を続けるきっかけとなったはずです。ぜひこれからも亀岡市から日本中へとこのムーブメントを広げて行けたらと思います。
京都府亀岡市について
亀岡市は、2018年12月13日に市議会とともに「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を発信しました。2030年までに使い捨てプラスチックごみゼロを目指し、「世界に誇れる環境先進都市・亀岡市」の実現を目標に掲げています。2020年3月25日には、全国に先駆けて「プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例」を制定し、本年1月に施行したところです。私たちの日常生活の中に最も密着したレジ袋を禁止し、エコバッグ持参100%を目指す取組を進めています。また、亀岡のおいしい水道水をマイボトルで給水できるスポットを作り、マイボトル持参を呼びかけることによるペットボトルの削減や、飲食店でのスプーンやフォークなどの使い捨てプラスチック製食器の削減を目指すプロジェ クト、市民がウォーキングしながらごみ拾いを行う、新感覚での清掃活動「エコウォーカー」事業など、市民や事業者のみなさんとともに多彩な事業を展開しています。このような環境への取り組みを継続的に進めていくために、次世代への環境教育にも積極的に取り組んでおり、世代をつなぎ、環境意識を継承していくことで、保津川をはじめとする自然景観や「国の天然記念物 アユモドキ」に代表される多様な川の生態系を守り、さらには深刻化する、地球規模の海洋プラスチック汚染問題の解決につながっ ていくものと考えています。
mymizuについて
mymizuは、非営利型一般社団法人Social Innovation Japanによって生まれたプロジェクトです。国内外問わず社会的イノベーションを大きく活性化することをミッションとしています。
mymizuは、無料で給水できる給水スポット(公的水飲み場や、カフェ、レストラン、ホテルなどを含むパートナー店舗)が全世界で約20万ヵ所以上登録されているプラットフォームです。日本だけでも、9,200ヵ所以上登録されており、2019年9月のローンチ以降、45ヵ国にて計14万件のダウンロードがされています。また、2020年初頭には、トラッキング機能を追加し、13万本を超えるペットボトルと、44トンを超える二酸化炭素排出量の削減に貢献していることがわかりました。
mymizu公式ホームページ:https://www.mymizu.co/
BRITA Japan商品紹介|ペットボトル削減に貢献した浄水器ボトル
商品名:BRITAボトル型浄水器 Active
商品概要 :本商品は、携帯できる浄水機能付きボトルです。ペットボトル等使い捨てのプラスチックごみを減らせるほか、いつでもどこでもおいしい水を飲むことができます。
販路:全国の主要スーパー、主要ホームセンター、家電量販店、ネットショップなど