今回は毎日の食卓を彩る和食に欠かせない、出汁の五味調査の結果をご紹介します。
味覚分析とは
ヒトの味覚は「甘味」・「塩味」・「酸味」・「苦味」・「旨味」の基本五味から成り立っています。舌にある「味蕾(みらい)」という細胞がこれら基本五味をキャッチし、ヒトは味を感じ取っています。そのメカニズムを模倣し、その食品が持つ基本五味を数値化し、主観的な表現に陥りがちな「味の見える化」を実現した「味覚センサー」を用いて、ブリタでも「水のおいしさ」の数値化をしています。
※「味覚センサー」は、OISSY株式会社と慶應義塾大学の共同研究グループが開発した技術です。OISSY株式会社は慶應義塾大学が支援する大学発ベンチャーのひとつで、ヒトの感覚を模倣した分析・解析技術を用いた「味覚センサー」で味覚分析サービスを行っています。代表の鈴木隆一先生は味覚の専門家「味博士」としてTV番組などへ出演するほか、講演活動などでも活躍されています。
人はどのくらいの数値の違いを感じることができるの?
ブリタでとった出汁は、五味の中で、「旨味」の数値が優位であることがわかりました。
出汁は、水道水と比べて、「マクストラプロ ピュアパフォーマンス」と「マクストラプロ ホットドリンク」共に、0.2以上差がつき、95%の人が味の違いを認識するいう結果に。
「マクストラプロ ホットドリンク」は、「ピュアパフォーマンス」に比べて水の硬度を下げる作用が高いため、出汁をとるのにも適しています。
出汁の取り方 簡単昆布水と基本の昆布かつおだし
出汁のとり方にもさまざまありますが、ここでは、簡単昆布水とスープ作家有賀薫先生に教えていただいた昆布かつおだしのとり方をご紹介します。
出汁をとる、と聞くと少し手間がありそうな印象を受けるかもしれません。でも実は、昆布を水にいれて一晩おいておくだけで、おいしい昆布だしがとれるんです!お味噌汁、スープや鍋を作るときに手軽にとれる出汁があれば便利ですよね。ブリタの水を使って、カンタン出汁作ってみましょう。
★昆布かつおだし★(作りやすい分量)
- ブリタの水 1000mL
- 昆布 10cm(約5g)
- かつお節 20g
作り方
- 昆布10cm(約5g)をブリタの水1Lから弱火で煮て、鍋肌にプツプツ泡が出てきたら、昆布を取り出す。
- そのまま火にかけて煮立ったらかつお節20gを加えて30秒ほど数え、火を止める。
- あくをすくい1分ほど待って、こす。
コーヒーや紅茶などを楽しむときにもおいしさがプラスされるブリタの水ですが、お料理でも味の違いが出ることがわかりました。
ぜひ、出汁を取るときは、ブリタの水を活用してみてください。